コンセプト

こんにちは。まつもと歯科院長 松本卓也です。「矯正」というと皆さん何を思い浮かべますでしょうか？

ある方は「視力矯正」と答えるかもしれませんし、「脊椎矯正」、もしくは「歯並びの矯正治療」を思い浮かべるかもしれません。

「矯正」とは「正しく改めること」「正しく機能するように積極的にはたらきかけること」という意味合いがあります。「歯並びの矯正治療」といえば口元の見た目のみを改善するものというだけではもちろんなく、噛み合わせや歯周病、虫歯になりやすさ、場合によっては会話や呼吸といった機能面の改善をはかることが目的となります。

口元に自信をもって大きくお口を開けて笑え、おいしくご飯が食べれて、歯が磨きやすいので虫歯にも歯周病にもなりにくいというとてもメリットの多い治療だと思います。

もちろん、矯正治療を受けていただくためには、歯に矯正装置を着ける必要があります。
多くの患者様が矯正治療に踏み切れないのは、矯正装置による「見た目の問題」と「痛みの問題」ではないでしょうか。

当院では、この2つの悩みを解消できるように「目立たない装置」と「痛みの少ない治療」に重点を置き、歯列矯正治療に取り組んでおります。

また当院では学童期の矯正治療に力を入れております。理由といたしましては、最近のお子様は顎が小さく歯並びが悪くなる傾向があり、成長期に歯並びや噛み合わせに問題があると顎骨の健全な成長を阻害しますので、この時期に安定した健全な噛み合わせをしていることはお子様の健全な成長に重要な役割をはたします。

顎骨は成長期が終わるとほとんど変化いたしませんのでこの時期に矯正治療を行うことはお子様の将来に対して大きな利益になります。さらに子供の口呼吸は特に注意が必要で、顎骨の成長に問題を起こす・風邪をひきやすくなる・口がポカンと開いて集中力が低くなるなどの問題を起こすと言われており、これらは学童期に矯正治療を行うことで改善されることが様々な論文で報告されております。僕自身小さい子供を持つ親の身なので、健全にお子様が成長するのを出来るだけお手伝いできればと思っております。

当院ではセファロシステムを導入し、ブラケットを正確に位置するインダイレクトボンディングや、歯の移動を制御するアンカースクリューなど常に最新の技術を導入しており、安心して治療が受けていただけます。ご自身やお子様の歯並び(口呼吸)にご心配をもたれている方は是非ご相談ください。一緒に頑張って歯を長持ちさせていきましょう。