大人のマウスピース矯正

インビザライン

インビザラインは、アメリカで1998年に開発されたマウスピース型矯正装置を使った歯列矯正システムです。インビザライン矯正システムは、1998年に開発されてから現在までに、全世界で10万以上の歯科医師に採用され、新規症例数は年間50万以上、累計では1000万人以上の患者様(2022年2月)がインビザライン治療を受けています。当院では、インビザラインの開発事業者であるアラインテクノロジージャパンよりインビザラインドクターとして正式な認定を受けた上で、インビザライン矯正を実施しております。

カスタムメイドのマウスピース型矯正装置

インビザラインは、歯に着ける矯正装置が「目立つ」という見栄えの問題を解決できる矯正システムの一つです。

患者様各人の歯型に合わせてカスタムメイドされる透明のマウスピース型矯正装置を1週間ごとに交換することで、少しずつ理想の歯並びに近づけていきます。

インビザライン矯正装置は透明なので、外見上ほとんど目立たないので、周囲に気づかれずに矯正治療が行えます。また、一般的なブラケットとワイヤーといった固定式の矯正装置ではないので、食事の際に取り外せるなど、普段と同じように生活ができます。

矯正治療を受けてみたいけれども、ワイヤーを歯に着けるのは抵抗があるという方に最適な矯正装置です。

インビザラインはこんな方にオススメです

  • 人に気づかれずに歯列矯正をしたい方
  • 痛みの少ない歯列矯正を望む方
  • 今までと同じように食事をしたい方
  • 金属アレルギーに不安がある方
  • 一定の装着時間を守ることができる方

インビザライン矯正の特徴

透明なので目立たない

インビザラインの矯正装置は、プラスチック樹脂で製作されています。歯に装着した時も、見た目に自然で装着していることがほとんどわかりません。周囲に気づかれずに矯正治療を行えます。営業職に就いている方や受付の方など人前に出る職業の方におすすめの治療方法です。

自分で取り外しができる

インビザラインは、マウスピース型の矯正装置を使用しますので、ご自身で取り外すことが可能です。食事の際は、取り外して頂けるので、今までと同じように食事を楽しむことができます。また、歯みがきやフロスも通常通りに行えます。また、マウスピースも簡単に洗浄することができるので、とても衛生的です。

違和感が少ない

厚さ1mmにも満たないマウスピース型矯正装置なので、違和感が少なく、発音障害が少なくスムーズに話せます。人と多く接する方には特にオススメの矯正装置です。

口腔内スキャナーiTeroを導入

当院では、口腔内スキャナーiTeroを導入しております。スキャナーを用いてお口の中を撮影すると、すぐにモニターに歯列が映し出されます。今までのような歯の型採りが不要な上、その場で現在の歯列の問題点を把握できるようになりました。また、治療前後の変化もシミュレーションすることができ、治療完了後の歯並びのイメージを確認することが出来ます。安心して治療に進んでいただけるようになりました。

インビザライン矯正の注意点

本人の努力が必要

インビザライン矯正装置は、1日少なくとも22時間以上の装着が必要です。決められた装着時間を守ることで、理想的な歯並びに導いていきます。自分で取り外しができる容易さがある一方で、毎日22時間以上装着しないと充分な効果が得られません。そのため本人の努力が必要不可欠です。

症例によっては補助装置を使う必要がある

マウスピース装置と補助装置(下記参照)を組み合わせることで、多くの症例でインビザラインを主体にした治療ができます。インビザライン矯正システムは日々改良が加えられており、今まではマウスピース型矯正装置では困難と判断されてきた症例でも適応可能になるケースが増えています。適応症例を間違えなければ、一般的なワイヤーをつかった矯正装置による治療に劣りません。

インビザラインをスムーズにすすめる為に

インビザライン矯正をスムーズにすすめるための機能についてご紹介します。

アタッチメント

アタッチメントは、歯の移動を補助するための装置です。歯の側面に厚さ1mm程度の突起物を取り付けることで、歯の移動を促進します。このアタッチメントは、白く歯の色と合わせることができるので、あまり目立ちません。

IPR(ディスキング)

歯の表面のエナメル質を約0.2mm〜0.5mmほど削り、歯のサイズを縮小することで歯が移動するためのスペースをつくりだします。エナメル質の厚さは約1~2mmあり、IPRで削るのは約0.2mm〜0.5mm程度でエナメル質の厚みの3分の1以下です。過去の報告では、IPRが原因で歯が悪くなったり、むし歯になるという研究結果はありません。

エラスティック(顎間ゴム)

エラスティックは、歯の移動を補助するゴムで、上下の歯の咬み合わせを調整するために使用します。口腔内の側方につけるためほとんど目立ちません。

インビザラインで使用する主な補助装置

インビザラインと補助措置を併用することにより、トータルでの治療期間を減少させたり、マウスピース装置だけでは難しい症例で使用することで理想的な治療を行うことができます。

ボタン

歯の向きが大きくねじれている捻転歯を正常な向きに移動させる際に使用します。インビザラインの矯正装置と併用することで、インビザライン単独で治療するとりも短期間で治療を終えることが可能です。

セクショナルワイヤー

インビザライン単独では移動が難しい歯がある場合に、部分的にブラケットとワイヤーを装着することがあります。できるだけ目立たない装置を選択します。

他のマウスピース矯正との違い

クリンチェック

数あるマウスピース矯正の中でのインビザラインの優位性は、インビザライン患者600万人の臨床データが一元管理されているため、これまで蓄積された臨床上のデータから、患者様各人にあった最適な高い治療計画を導き出せることです。また、クリンチェック世呼ばれる3Dシミュレーションにより矯正治療の開始から終了までを患者様自身が自分の目で確認できる、およその治療期間が判明する、という大きなメリットがあります。

マウスピースの精度

インビザライン以外のマウスピース矯正は、歯が移動するたびに、歯型を採取して新しいマウスピースを製作します。マウスピースは、歯科技工士がひとつずつ手作業で製作するので、どうしてもマウスピースの精度にバラつきが生じてしまいます。歯科技工士の技術レベルが高くないと、計画通りに歯を動かす効果が期待できません。その点インビザラインは、最先端技術である3次元画像化技術と光造形技術によりオートメーションで製作するため、高い精度が保証されます。このように、同じように見えるマウスピース矯正も、そのしくみや特徴はまったく異なります。

インビザライン矯正が始まるまで

検査(口腔内資料の採取)

口腔内スキャナーiteroで口腔内を撮影します。そのうえで、レントゲン撮影や口腔内と顔貌の写真撮影を実施して、アメリカのインビザラインへデータをおくります。口腔内資料を採取してから治療計画の説明を実施するまでに、およそ1週間程度の期間が必要です。

治療計画の説明(歯の移動シュミレーション)

口腔内資料と治療計画を元にして、立体化画像技術(クリンチェック)機能を利用して、治療開始から終了までの歯の移動過程をシュミレーションします。患者様が当院へご来院された際に、担当医と一緒に治療計画を確認していただきます。

インビザライン矯正装置の製作

患者様に治療計画の承諾をいただきましたら、矯正装置を製作します。治療が終了するまでのマウスピースが製作されますので、マウスピースを製作するたびに歯型をとる必要はありません。ただし、虫歯治療などにより、歯の形が変わってしまった場合は、再度、型どりをする必要があります。矯正装置が日本に届いたらいよいよ治療スタートです。

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